私の体験談ですが、英語に興味を持ち海外に行くことにより
新たな価値観が生まれ、自分のコンプレックスなんて
どうでもいいものだと気づかされました。
そして、日本ではありえない経験をすることで、その経験こそが
私の財産となったのです。英語を学び世界に目を向けることで、
子ども一人ひとりが得られるものは、お金には変えられない
学びと心の成長があります。
ですが、楽しかった経験だけではありません。自分の発言力、
考える力がとても低い事に気づかされたのです。
「なおは、どう思う?」その時に自分の発言に自信がなく
すぐに答えられませんでした。
そんな経験から子ども達には、英語を学ぶと同時に、発言力と考える力も身に付ける必要があると感じています。では発言力、考える力を学ぶためにはどうすればいいのでしょう?
1つは、日々の「出来た」という成功体験のつみ重ねから自信を養うことができます。絵本を1冊読むことができた、みんなの前で発表することができた、この小さな出来たの積み重ねで、自信が持て発言する力も育つのです。
そして2つ目は、絵本を通して講師が質問することにより、(この絵本の季節はいつだと思う?なんでそう思うの?等の質問力)考える力がみにつきます。ぜひご家庭でも、沢山質問をしてあげてください。これとこれどっちがいいと思う?なんでそう思うの?質問と同時に、親の考えを伝えることも大切です。(おかあさん、お父さんは、こう思うな)それによって答えやすくなるからです。
こういった会話によって、思考力、語彙力が伸びていくのです。
これは1回2回でみにつくものではありません。日々のつみ重ねで身についていくものです。そしてそれを継続させるために、少人数で子ども達が安心でき、楽しく学べる環境をつくり、笑顔の絶えないレッスンとなるよう努めてまいります。
遠藤 奈緒
